確定申告時期が近付いてきましたが、確定申告は自分で資料を作って、経理をして税務署や自宅のパソコンで行うことができます。
以前に比べてクラウド会計ソフトや国税の電子申告が普及しており、自分で確定申告をする敷居はとても下がっていると思います。
その中で確定申告は自分でするべきか、税理士に任せるべきかを考えてみました。
自分でやるメリットしては
①料金がかからない
②自分の判断で処理できるため、時間がかからない
その裏返しとして自分でやることのデメリットとしては
①わからないことがあると進まない、相談できない
②判断を誤り、あとで修正になると余計に時間がかかり、費用や追徴税額も発生する可能性がある
というところでしょうか。
つまり税理士にお願いしたほうがスムーズにいくことが多いと思います。
その税理士にお願いする基準として考えられるものは
①売上が1,000万円/年を超える(消費税の納税義務が生じてくる可能性があるため)
②店舗は複数になり、経理や事務作業の負担が重くなってきたとき(税理士は業務の効率化の考え方もあるため、効率的なノウハウを教えてもらうことができるかもしれない)
③従業員に給与を支給することになったとき(給与を支給すると、給与から天引きする源泉所得税や、社会保険料、従業員関連で法人の処理に困ることなど知らずに見過ごしてしまう処理が増えるため)
以上のようなタイミングを迎えた方は税理士に依頼することを考えたほうがいいかもしれません。今は毎月の顧問契約だけではなく、スポット的な一回きりの契約もあるため、意見を聞いてみたり、話をしてみて自分に合う税理士を見つけるのがいいでしょう。